Ruscha / 320 / 2
¥50 税込
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■店主のこだわりポイント
黒い陶器の上に薄く白味かがった釉薬が全体に塗られ、更にベージュの釉薬でデザインされているため、深みのあるヴィンテージ感の強い印象になっています。
口部分が細くなっているので、一輪挿しにもオススメです。
■Ruschaについて
Ruscha Keramikは1948年にルドルフによってラインバッハの町に設立されました。この会社は、1905年にルドルフの父ジョージが設立したクライン&シャルトから発展しました。ルドルフが会社を引き継いだ際に、工場をRuschaと改名しました。
1950年代から70年代にかけて、Ruschaは装飾陶器の大手メーカーの一つとして知られていました。1954年にはKurt Tschörnerによって象徴的な313デザインが誕生し、この作品のオリジナルバージョンは特に人気があります。
また、1950年代から60年代にかけて、Ruschaはエンゴベシリーズ（陶器に使われる特定の釉薬技法）のウォールプレートとタイルでも有名でしたが、70年代初頭にはファットラバタイル(陶器の表面に溶岩のような厚い釉薬が施されたタイル)とプラーク(壁掛け用の装飾プレートやパネル)へと進化しました。
1996年にRuschaは閉店しましたが、ドイツを代表するデザイナーの一人であるHeinz Sieryは、同社の残存資産をScheurich社に買収させることに成功しました。
近年、Ruschaも再評価されています。特にミッドセンチュリーモダンやレトロなデザインが人気を集める中で、Ruschaの作品もその独特なデザインと高品質が注目されています。
Ruschaの陶器は、独特の釉薬技法やデザインが評価されており、特にファットラバシリーズはコレクターやインテリア愛好家に高い人気があります。加えて、Ruschaの歴史や作り手の背景も関心を集めており、ますます価値が見直されています。
■ メーカー：Ruscha
■ 年代：1950～70年
■ 高さ：18cm
■ 幅：13cm（最大）
■ 口：3cm
■ 状態：特に目立った欠けやヒビはありません。
Fat Lava （ファットラバ）について
ファットラバは世界中のコレクターに愛されているドイツの特別なヴィンテージ陶器です。一つひとつ表情が異なり、作り手の温かみが感じられるのが特徴です。ヴィンテージのフラワーベースはさまざまな種類がありますが、ファットラバは1950年代から70年代後半頃まで、主にドイツで作られていたものの中の１つのカテゴリーです。
これらの陶器は「German Art Pottery」と呼ばれており、その中にファットラバというカテゴリーがあります。ファットラバは手作業での装飾や釉薬の流れによって模様が変わり、全く同じものは二つとないため、まさに一期一会の出会いを楽しむことができます。また、このカテゴリー自体もまだ不明確な部分があり、その曖昧さがファットラバの魅力の一つとなっています。
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そのため、汚れや小さな擦り傷などがある場合がございます。
特に気になる点については商品説明に記載しておりますが、当店独自の基準で評価していることをご了承ください。
また、花器については、陶器の特性や経年により、水が滲み出ることがあります。
ドライフラワーを飾ったり、オブジェとしてお楽しみいただくことをおすすめします。
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